新しいルンバ880の出来を見よ!日本メーカーもこの改良思想を見習うべきじゃないの?
自動掃除機のパイオニアにしてトップブランドである、米国アイロボット社の「ルンバ」が3年ぶりに新モデルのルンバ800シリーズを更新。3月1日にルンバ880とルンバ870の日本国内仕様モデルが発売されました。
人気モデルのリニューアルに3年ものスパンを設けるなんて、国産家電メーカーではちょっと考えられないのでありますが、発表された新型を見てみると、その改善点と進化ぶりが実に的を射てるので、さすがアメちゃんだなあと感心してしまったのであります。
新型ルンバ880/870の刷新ポイントは「より使い勝手良く確実に掃除できる」ことに徹底されていて、日本製家電によくありがちな「小賢しい付加機能搭載」など、お茶濁しの更新ではないところです。
まずは、掃除機の命ともいえる掃除能力を根本改善。吸引機能を新たに採用して、ゴミ収集能力を従来比の5倍に高めていること。
次に、ルンバユーザーの多くが問題視していたメインブラシに絡み付く髪の毛等の除去作業をブラシの素材と形状を変更することで改善。メンテナンス性を格段に向上させたこと。
それから、交換時に高額の出費を強いられるバッテリーの効率を改善して、寿命を倍の約3年まで伸ばし、コストパフォーマンスを高めたこと。
その他、邪魔なACアダプターをホームベース内蔵にしたり、ダスト容器の容量アップとフタの改善、エッジブラシ取り付けネジのコインオープン可能化など、細部にまで適切な改良が加えられていて、ユーザーの要望のツボを押えた新型になってると言えましょう。
新型ルンバは、最上位モデルのルンバ880と「お部屋ナビ」非搭載のルンバ870の2機種があり、日本仕様モデルはどちらも早速品薄状態になってます。平行輸入品は在庫があるようですが。
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・ iRobot ルンバ公式ストア
・ iRobot Roomba 880 Vacuum Cleaning Robot(並行輸入品)
ルンバユーザーなら800シリーズの改良点がいかに嬉しいか、すぐにピンと来ますから「増税前に新型に買い替えとこう」となって、激売れしてるんじゃないでしょうか。この スペック を見ると、その感じ良くわかりますね。
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