夏バテの原因は暑さや日射しなどの環境ストレスによる体調の乱れから来ることが多いのですが、現代の暮らしでは、エアコンの効いた室内から猛暑の屋外へ出たり入ったりするので、昔以上に夏バテをしやすくなっています。
しかしちょっとした生活習慣の見直しをすることで、食欲を増し、発汗もうながして夏バテを撃退できます。セルフチェックして元気をプラスしましょう。
夏バテ度をチェックする10のポイント。
・次の質問で「そうだ!」というものがいくつありますか?
↓
① あっさりしたものばかり食べている。
② 火を使わない料理を多く食べている。
③ あまり食欲がない。
④ 体がだるくてやる気が起きない。
⑤ 冷たいものばかり口にしてしまう。
⑥ 暑いので動かないようにしている。
⑦ 常にクーラーの効いた部屋にいる。
⑧ 寝不足が続いている。
⑨ 眠れないので夜更かしをしがちだ。
⑩ あまり汗をかかない。
・「そうだ!」が、7つ以上ある人は夏バテを疑ったほうが良いでしょう。食生活や睡眠を改善して夏バテから脱却しましょう。
・4つ~6つの人は、自覚はなくとも疲れがたまってきています。早めにケアを。
・3つ以下の人はまだ大丈夫ですね。現在の体調維持に努めましょう。
・「食欲減退」対策と改善法。
夏場はあっさりしたものや冷たいものに偏りがちになります。なるだけ「火の通ったもの」を食べて胃腸のダメージを抑えましょう。
また「タンパク質とビタミンB1」の摂取が最適。豆腐、納豆などの大豆製品がグッドです。香辛料や酸味のある食品を使って食欲をアップする手も。食欲増進や疲労回復の効果も期待できます。
・「疲れて体がだるい」対策と改善法。
まず冷房の冷やし過ぎにご注意を。27~28℃の設定温度がめやすです。外気温との差を5、6℃以内に収めます。
暑いからといって部屋でじっとしていず、朝の散歩やスポーツで発汗することが大切。現代人は汗腺が退化しがちで体温調節がうまくできなくなる傾向があります。
また熱中症や脱水症状の予防には水分補給が大切ですが、暑いからと言って「冷たい飲み物のガブ飲み」はペケ。胃腸に負担をかけて食欲不振の原因にもなります。
・「暑くて寝不足」対策と改善法。
暑いのでシャワーだけですませがちな夏ですが、あえて「ぬるめのお風呂」でリラックスするのが正解です。血行が良くなることで安眠や疲労回復に効果が期待できるからです。
夏バテは8月後半から9月に掛けておこりやすいカラダの疲れですが、最近では空調設備や気候の乱れなどから7月から始まる場合も確認されています。ひと夏を快調に過ごせるように予防と対策はお早めに!
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