先月末、国際環境保護団体グリーンピースが、北極圏のペチョラ海でロシアの海底油田開発に抗議行動を行なったところ、活動家30名が海賊行為の疑いでロシア当局に拘束されたという報道がありました。
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・ ロシア：グリーンピース活動家ら３０人拘束（毎日新聞）

記事によると、ロシア国営の原油採掘用海上プラットフォームにグリーンピースが抗議船で接近、活動家2人がゴムボートで施設によじ登ろうとしたところをロシア当局が拘束、抗議船を急襲して拿捕し30人を拘留したとのこと。
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グリーンピース側は、海底油田による環境破壊を中止させるための平和的な抗議行動だと釈放を求めてるんですが、元KGB強面プーチン大帝のおそロシア国つうのを、日本みたいにナメてちゃいけません。

続報を見るに、勾留されたグリーンピース活動家30人は、北極線より 北方のムルマンスクとアパチトゥイの施設に拘留され、寒い施設内にもかかわらず、十分な衣類や食事が提供されないなどの悲惨な目にあってるとか。
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・ ロシア勾留のグリーンピース活動家、劣悪な施設環境（大鑑巨砲主義）

こ のスレまとめサイトでは、緑豆の「自業自得」的コメントが多いみたいですが、いくら民主化されたロシアとはいえ、そこは旧ソ連。かつてのシベリア抑留者へ の無慈悲な扱いを思わずにはいられません。ロシア海軍は現在もソマリア海賊に対して実に無慈悲な攻撃をやってますしね。

ちなみにわたしの母親一家は満州（大連）からの引き上げ組なので、当時の露助の恐ろしさを爺様婆様から重々聞かされとります。記事を読んで、ロシアに拘留されてる活動家と昔見た映画「ミッドナイト・エクスプレス」の主人公がちょっとダブリましたわ。

いくら環境保護団体とはいえ、グリーンピースやシー・シェパードの活動は資金の流れなどが不透明なうえ、テロに近い暴力的で危険な抗議行動を敢行し続けてるんで、最近は胡散臭さが充満してます。そんなところからザマミロ的コメントが多くなるのもわからではないです。

グリーンピースはシー・シェパードとともに、日本の捕鯨やイルカ漁などに対しても過激な抗議をしてるワケですが、日本の捕鯨船や当局は多少手荒にされたって、とっても優しくご接待してさしあげてますからね。
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活動家さんも戦後自虐史観で骨抜きにされてる日本のユルい対応に慣れたせいで、旧ソ連の地を色濃く受け継ぐロシア当局とのやりとりを同じようにちょろい仕事と勘違いしちゃったんでしょうか。

日本もロシアの強硬な対応を見習え！と言うつもりはありませんが、この事例で、傲慢な環境活動家の矛先がちょっとは穏やかなものになってくれることを望みますわ。どうもご愁傷さまです。

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