カネボウ白班コスメ問題の美白成分ロドデノールって何だ?

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通販のコスメとか、いささか胡散臭く感じるところが多いんですけども、先日問題になったカネボウの美白スキンケアコスメ白班問題を見るにつけ、老舗大手メーカーもそうそう信用できるもんじゃないなあと思いました。


いくら天然植物抽出成分の自然派化粧品と言ったところで結局は化学物質を配合して作るワケですから、いくら効果に優れていたとしても、新製品はしばらく使用された後の評判を見てから使うのがやっぱり無難ですね。
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07年に「危険性」指摘 カネボウ白斑 美白成分(東京新聞)


白班で回収されたくだんの化粧品は、ロドデノール という成分が原因か?という報道がありました。このロドデノールは白樺の樹皮に多く含まれる 4-(4-ヒドロキシフェニル)-2-ブタノール という成分で、メラニン生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ効果を有するとして厚生労働省に認可されています。


ほかに人気のある美白コスメといえば、日本人が米国で企画開発して現在ネット通販オンリーで販売している「ビーグレン」というスキンケアコスメブランドがありますが、こちらが使用している美白成分はハイドロキノンという美白成分。構造式を並べて比較したところでシロートにはさっぱり分かりません。


で、同じような効果を持つとされるハイドロキノンとロドデノールはどう違うのかを分かりやすく解説したページが、ビーグレンのサイトにありました。まあ風評などを考えると美白コスメブランドが必死なのもわかりますw
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ハイドロキノンとロドデノールは全く違う美白成分です。


どちらの成分にも、メラニンを作るチロシナーゼ酵素を阻害する作用があるのですが、ハイドロキノンには発生してしまったメラニンも淡色化する作用があるので安全ということのようですね。


蘊蓄を読んでみると、ハイドロキノンはもともと医療用に使用されている強い漂白成分で、一般化粧品用の使用認可は濃度2%以下(医療用の濃度は5〜10%)の薄いもののみだとか。


その薄い濃度の美白成分でもムダなく必要個所に到達させることで確実な美白効果を確保するテクノロジーがビーグレンのウリみたいです。
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シミ・美白対策化粧品に配合されている最強成分ハイドロキノンが...


ネット広告オンリーの通販コスメながら、美白コスメの人気ブランドに成長したということは、やはりユーザーの口コミ宣伝効果の積み重ねなんでしょうね。


化粧品は肌に直接つけるものだけに長期にわたる検証を経たうえ好評をキープしている製品がやっぱり安心だなあと思う次第であります。
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人気通販コスメが5日間のみの特別セール開催中だって【ビーグレン】

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