冬の防寒着でいちばん頼りになるのがダウンジャケットですね。昨今は低価格で品質の良い製品がたくさん発売されるようになり非常にありがたいんですが、こと厳冬期のアウトドアに耐える山仕様モデルとなると、やっぱりゴツイ。普段、街着にするとドカッとかさばるのがウイークポイントです。

羽毛の暖かさと軽さ風合いの良さは抜群なんですが、ライトダウンジャケットでは極寒に心許ないし、インナーに使っても着膨れしてみっともない。薄手でも保温性の高いダウンジャケットはないものかと探したところ、光電子（こうでんし）ダウンという新素材中綿を使ったダウンジャケットやインナーウエアがありました。
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・ 光電子ダウンジャケット 製品ラインナップ

ゴールドウイン関連のノースフェイスやヘリーハンセン、ハヤブサ、ラテラなどのブランドで数年前から発売されていて、かの三浦雄一郎さんがエベレストに登頂したときも、光電子ダウンのジャケットやパーカーを着用したそうです（→ GOLDWIN光電子サイト）。

THE NORTH FACE
ACONCAGUA HOODIE ND91314
アコンカグアフーディー
光電子ダウンジャケット


THE NORTH FACE NA61208
バーサマイクロベント
光電子ジャケット メンズ

では光電子ダウンジャケットとは、いったいどんな素材が使われているのか、ちょっと調べてみると、中綿の天然ダウンに超軽量のセラミックス光電子ファイバーをミックスすることで、保温機能はそのまま、より軽量・コンパクト化したというもの。

光電子ファイバーは体温付近の温域で効率よく遠赤外線を輻射する性質を持ち、人体で暖まった熱（遠赤外線）を反射して皮膚の表面で再度熱に交換するので、薄くても暖かさが常に保たれるというワケなのであります。

光電子素材と他の新素材を組み合わせることで、軽量性・保温性に通気性や吸汗速乾性などがプラスされたウエアは、ダウンジャケットをはじめフリースやアンダーウエアにも採用され、冬の人気アウトドアウエアとして展開されています。
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・ 光電子素材使用のウィンターウエア製品ラインナップ

本格的な冬山行きには THE NORTH FACE アコンカグア ダウンジャケットなどが心強いですが、冬期のタウンユースなら、光電子使用のフリース系ウエアなどを持っとくと、インにもアウトにも着られて重宝すると思いますよ。

人気の海外ブランドのダウンジャケットと比較すると価格も安くて機能性は上。実を取ったコストパフォーマンスでは光電子に軍配が上がりそうです。こいつが一着あれば寒がりさんもあったか快適で極楽かと。

スカイスキャナー