新語・流行語大賞2013ノミネート候補にアレが無いのは何で?
毎年、年の瀬が近づくとマスコミのネタにするお約束になってるイベントが、「ユーキャン 新語・流行語大賞」と「漢検 今年の漢字」であります。
先日、2013年の新語・流行語の候補50語のノミネート発表があったので、各局のバラエティ番組が早速取り上げて、コメンテーターに予想させたりして時間つぶしをしてましたね。
ノミネートは「現代用語の基礎知識」の読者アンケートで候補語が決まり、その後7名の選考委員によってトップテンと年間大賞が選定される段取りのようですが、今年の候補50語は以下の通りだそうで。
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PM2・5/NISA(ニーサ)/母さん助けて詐欺/弾丸登山/美文字/DJポリス/ななつ星/パズドラ/ビッグデータ/SNEP(スネップ)/ヘイトス ピーチ/さとり世代/ダークツーリズム/ご当地電力/ご当地キャラ/こじらせ女子/富士山/日傘男子/バカッター/激おこぷんぷん丸/困り顔メイク/涙袋 メイク/倍返し/今でしょ/ダイオウイカ/じぇじぇじぇ/あまロス/ビッグダディ/ハダカの美奈子/ふなっしー/フライングゲット/マイナンバー /NSC/アベノミクス/3本の矢/集団的自衛権/特定秘密/汚染水/ブラック企業/限定正社員/追い出し部屋/ナチスの手口に学んだら/ネット選挙/ア ホノミクス/引いたら負け/二刀流/スポーツの底力/シライ/お・も・て・な・し/コントロールされている
( 主催者サイトより引用)
眺めてみると、何だか足りない言葉があるのでは?という気配がする一方、あきらかに員数合わせにノミネートされてる感の語もあるので、一体どーいう選考システムになってるのかをWikipediaでチェックしてみると...
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・ 新語・流行語大賞(Wikipedia)
ど うやら過去の例を見ても、過激なものやネガティブすぎる流行語は、あらかじめ候補から除外される段取りになってるんだそうで。また表彰される受賞者が地味 すぎる場合も避けられてる雰囲気ですね。投票による総意じゃなくて選考委員が選ぶことでリスクヘッジしてるんでしょうが、なんだかソレジャナイ感ぷんぷん 丸ですね。
特に今年になって注目されて来た、日韓・日中関係の話題の語句に至ってはあまりにもわざと外しをされてるような気がするんです。関連候補から拾うと「ヘイトスピーチ/集団的自衛権/ナチスの手口に学んだら」あたりなんでしょうが、それよりは「嫌韓/謝罪と賠償/1000年恨む/旭日旗」とかのほうが新語・流行語候補としてのインパクトは大でしょう。そんでもって授賞式に朴槿恵閣下をお招きすれば相当楽しいんではないかと思うんですが。
まあ流行語も今年の漢字も、年度後半に話題になったものが印象強くて有利なわけなんですが、ノミネート語から無難なのを拾い上げると、アベノミクス>お・も・て・な・し>倍返し>今でしょ>DJポリス>じぇじぇじぇ...てなあたりがわたしの上位予想です。
上位には来ないだろけど語感が良くて個人的に好きなのは、激おこぷんぷん丸 。これよりも、おこなの? のほうが好きなんですが候補にありませんw。というようなわけで、12月2日の大賞発表を期待せずに待ちましょうかね。
「お・も・て・な・し」には「ウ・ラ・が・ア・ル」。
では今回はこのへんで失礼おば。