省エネ暖房器具の電気料金比較【生活】

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暖房器具の省エネ性能を比較すると、使用する熱源により長所短所があるものの、省エネ運転機能を搭載した最新モデルのエアコン暖房がもっとも現実的で経済的です。ヒーター、ホットカーペット、床暖房、こたつなどのスポット暖房器具と上手に併用してエコで快適なぬくぬく暖房生活を設計しましょう。

暖房コスト節約はエアコン最新モデルに買替えるのが正解

danbou.jpg家庭における暖房器具の省エネ度は電気、灯油、天然ガス、LPガスなど何を熱源に使うかで変わってきます。

それぞれに長所と短所がありますが、夏に冷房が必要になることを考えると、やはりエアコンによる暖房を中心に考えるのが現実的でしょう。

エアコンの消費電力量は、いまや家庭全体の電気代の約25%をしめると言われているので、効率のよい冷暖房エアコンでエコ運転を心がければ、家庭内の省エネは大きく進むのです。

最新上位機種のエアコンは、どのメーカーの製品も省エネ性能が進んでいて、10年ほど前の同種製品と比較すると、消費電力量は30~40%も低減(標準的な14畳対応型の場合)されており、これを1年間の電気代に換算すると15,000円程度もおトクになる計算なのです。

暖房器具としてのエアコン暖房は、電気代が高い。なかなか暖まらない。空気を乾燥させるというイメージがありましたが、これはもう過去のもので、最新エアコンの電気代はかなり安くなっています。

14畳のリビングを一ヶ月間標準的に暖房した場合のコスト比較をしてみると、エアコンの4,000円に対して、電気オイルヒーターが23,000円、石油ストーブ14,000円、ガスファンヒーター13,000円(概算)程度となっています。
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省エネ冷暖房エアコン(14畳タイプ)製品一覧

エアコンがもっとも省エネ度が高く、お得な暖房器具になっているのがわかります。冬も夏も使えるので、最新上位機種の冷暖房エアコンに買い替えるのが、もっとも経済的といえるでしょう。


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エアコンが省エネNo.1暖房器具の理由は?

なせエアコンが省エネ暖房器具として経済的なのかというと、エアコン暖房は、部屋が冷えきっている運転開始直後には最大の消費電力で稼働しますが、設定温度まで達するとセンサーが感知し自動で運転を調整して消費電力量をさげるからです。

暖房の設定温度を20℃にした場合、設定温度に達してからは1000Wの出力性能を持つエアコンでも200W程度で運転するので、1000Wの電気代が22円だとした場合、20℃到達以降は4円少々で済む計算になります。また購入するときには、暖房能力の幅が大きい機種を選んだほうが、省エネ効果が高くなることを考慮しましょう。

エアコンは部屋のサイズにあった能力の機種を選ぶことが重要で、暖房の場合は狭い部屋のほうが省エネ性能が高くなります。広いリビングなどの場合はエアコン暖房だけに頼ることはかえって非効率になるので、設定温度を低く抑えても十分な暖かさが得られるように、他のスポット暖房器具やガス温水床暖房設備などとの併用が効率的な省エネ暖房のポイントになります。

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コラム1:エアコン暖房の賢い運転のしかた

送風を強風に設定して天井付近に溜まりがちな暖気を床に対流させてやると早く暖まります。サーキュレーターで空気を撹拌するのも同じ効果があります。またフィルターの掃除をこまめに(月に1~2回程度)することも、省エネ運転の重要なポイントになります。


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コラム2:暖房器具が排出するCO2

ではどの暖房器具がエコで環境にやさしいのでしょう。各燃料別のCO2排出量を比較すると、薪が燃えたときの排出量を1とすると、灯油は3.9、天然ガスは2.6、LPガスは3.2程度になります。

電気はガスや石油の熱量の35%程度なので、電気を直接熱に変えるヒーターを使用した暖房器具の効率は悪いですが、エアコン暖房の場合はガスや石油よりCO2の排出量が少なくなります。


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このブログ記事について

このページは、管理人が2014年2月16日 20:00に書いたブログ記事です。

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