サラシアとも呼ばれているコタラヒムとは、スリランカ原産のコタラヒムブツという薬木のハーブです。現地では古来、民間療法(アーユルヴェーダー)の肥満や糖尿病を防止するハーブ茶として飲み継がれてきましたが、近年科学的な分析が進み、肥満や高血糖や糖尿病を防ぐ効果があることが明らかにされました。
コタラヒム茶(サラシア茶)やコタラヒム配合サプリメントには、糖の分解を抑え体に吸収されにくくして排出する働きがあり、肥満・ダイエットや糖尿病の予防・改善に効果があります。
コタラヒムブツ(サラシア)茶が血糖値を降下させる作用について説明します。
糖(デンプン類や砂糖類)は、唾液に含まれるアミラーゼによってまず胃で、続いて十二指腸のアミラーゼによっても消化を受け、2分子の糖になります。
さらに小腸で1分子のブドウ糖(単糖)に完全に消化されると、小腸から吸収されて肝臓に運ばれ、エネルギーとして使われます。
コタラヒムブツは、糖を単糖に変えるα-グルコシダーゼという酵素を阻害する作用を持ちます。したがって糖は吸収されずに2分子のまま小腸を通過して排出されてしまうので、結果、体の血糖値を上昇させにくい働きをするのです。もちろん体に必要な糖のエネルギーが完全に排除されるわけではありません。
人間の体が持つ糖新生という働きは、血液中の糖が不足したときに、肝臓内のグリコーゲンからブドウ糖を生成してエネルギーを作り出すしくみです。
しかし高血糖や糖尿病の人では、血液中の糖が減っていないのに糖新生をおこしてしまうことがあり、これが病状を悪化させることがあるのです。
コタラヒムは小腸だけでなく直接肝臓にも働きかけ、糖新生を起こしにくくする作用があることが明らかになっています。
コタラヒムに配合されている成分(コタラノール、サラシノール)がα-グルコシダーゼを抑制する働きをして、本来なら分解される炭水化物や糖類を吸収させずに体外に排出させ、肝臓での糖新生を抑制させます。この働きこそ、コタラヒムが「天然のインスリン」とまで呼ばれる理由なのです。
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メタボリックシンドロームは内臓脂肪の蓄積が問題とされていますが、実際には糖の取り過ぎが大変大きな原因になっているのです。
甘いお菓子や清涼飲料水などをしょっちゅう食べたり飲んだりしていると、どんどん糖が吸収され、肥満や高血糖・糖尿病に繋がっていきます。
コタラヒムは過剰な糖の吸収を抑制します。またコタラヒムを飲むと脂肪細胞に脂肪を取り込む役割をするリパーゼという酵素の活性を下げるので、余分な脂肪を増やしません。
コタラヒム(サラシア)は栄養補助食品の茶のティーバックやサプリメントとして市販されています。コタラヒムの茶は紅茶のような赤い色をしていますが、甘味料を使わずともほのかな甘みを含んでいて魅力的な味わいです。
好みにもよりますが、コタラヒム茶は濃いめに抽出したほうが食べたものの糖分の吸収を抑える作用が高いので、食前・食事中や間食時に食べ物と一緒に濃い目を飲むとより効果的です。
コタラヒムは糖の吸収を抑制して糖尿病の予防や高血糖の改善をしますが、脂肪の吸収も抑えるのでダイエットやメタボ防止にも働きます。さらには便秘の解消にも効果があることが知られています。
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