母乳がメタボを解消?ラクトフェリンの効果【健康】

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母乳に含まれるラクトフェリンという成分に、内臓脂肪低減効果があることが確認され、脱メタボリックシンドロームに有効な多機能タンパク質として注目を集めています。

ラクトフェリンには内臓脂肪を減らす効果のほかにも、腸内環境を整える、アレルギーを軽減する、全身を若返らせる、菌の増殖を防ぐ、など健康維持に有効な多彩な働きをするため、サプリメントが多数発売されています。

ラクトフェリンが内臓脂肪に働きかけて脱メタボをサポート

メタボ健診がおこなわれるようになり、内臓脂肪型肥満の解消が強く求められるようになりました。内臓脂肪が蓄積されると、脂肪細胞から悪玉であるアディポサイトカインという物質が大量に分泌されて、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病を招くと考えられています。

lact.jpg 内臓脂肪は、食べ過ぎをなくして運動不足を解消すれば減少してゆくものですが、極端な食事制限やダイエットはストレスや偏食などを生み、かえって健康を害す事になりがちなので、無理なく内臓脂肪を減らすことはたいへん重要なのです。

そんな中、母乳に含まれる成分ラクトフェリンを毎日摂取するだけで、内臓脂肪が減少する効果が確認され、いままで食事制限や運動ができなかった人や、努力が長続きしなかった人の健康維持とメタボからの脱却に大きな朗報をもたらしました。

ラクトフェリンには、脱メタボ効果のほかにも、腸内の悪玉菌を攻撃し乳酸菌などの善玉菌を増殖させて腸内環境を整える働きがあり、さらにピロリ菌やO-157など体に有害な細菌に必要な鉄を奪い取ることでそれらの増殖を抑えます。

活性酸素は、発ガンを促し老化の原因となる物質ですが、ラクトフェリンはこれも抑えるため、日常的に摂取を続けるとアンチエイジング効果が期待できます。

また歯周病菌や口臭を抑える働きや、アレルギーの発症を抑える働きもあるといわれていて、多方面の健康維持に非常に有効な成分です。

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ラクトフェリンの摂取はサプリメントからが効果的

内臓脂肪を減少させ、脱メタボリックシンドロームをサポートしてくれるラクトフェリンを効果的に摂取する方法はどうすればよいのでしょう。

ラクトフェリンは加熱に弱く、壊れやすい性質のタンパク質なので、普段の食事から摂取するのは非常に困難です。搾りたての牛乳にも含まれていますが、加熱殺菌すると壊れてしまうので、市販の牛乳には含まれていません。

また無殺菌のナチュラルチーズ100gあたりには約300mg程度が含有されていますが、胃酸や酵素にも弱いラクトフェリンは、食べると胃の中で分解されてしまい吸収の効率が悪くなってしまいます。

これらの理由から、内臓脂肪を減らすのに十分なラクトフェリン量を効果的に摂取するためには、サプリメントの服用が最適。ラクトフェリンのタブレットは胃酸で分解されないように腸溶加工されたものを選び、習慣化して継続して摂取するのが脱メタボに効果的、ライオンや森永乳業などから発売されています。
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コラム:母乳の初乳に多く含まれるラクトフェリン

ラクトフェリンは牛乳から発見された多機能タンパク質で、人間の母乳ではいちばん最初に出る、初乳に多く含まれています。


産まれたばかりの赤ちゃんが抵抗力を着けるために必要な栄養素がラクトフェリンで、大人の唾液や涙、白血球の中にも含まれています。

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このブログ記事について

このページは、管理人が2014年4月 2日 19:32に書いたブログ記事です。

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