ベビーサイン育児法ってなに?【育児】

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ベビーサインとは、まだ言葉を話せない赤ちゃんと手話やジェスチャーでコミュニケーションをとり、お話をするアメリカ生まれの育児法です。全国各地でベビーサイン教室が開かれ関心の高まりを見せています。サインの種類を紹介する動画サイト、辞書などの書籍や教材キットも販売され、講習も行われています。NPO法人の日本ベビーサイン協会が普及に努めています。

ベビーサインでしゃべれない赤ちゃんと「お話」をする

一歳半ころまでの赤ちゃんはまだ言葉を話す事はできませんが、実際は話せるようになるずっと前から言葉の意味を知っていて、母親や父親とのコミュニケーションをとろうとしていると言われています。

imgb.jpg ところが言葉を話すために必要なのどや舌の筋肉が未発達なために話せません。手はのどや舌よりも早く発達しますから、手話やジェスチャーを用いることで、まだ話すことのできない赤ちゃんとコミュニケーションをとろうとするのがベビーサインです。

ベビーサインを使うメリットとしては、スキンシップによる親子の絆が深まることはもちろん、話し言葉の習得にも効果があるといわれています。赤ちゃんの健康状態や欲求を知ることができ、スムーズに育児を進められるので事故の予防に役立てることができます。

ベビーサインを始める時期については、赤ちゃんが周りのものや人に関心を示し、注意を向けるようになった生後6ヶ月~9ヶ月くらいの頃が適していると言われますが、赤ちゃんの個人差は大きいですから、お子さまの発育ぶりを見て判断するのが良いでしょう。

たとえば「バイバイ」ができたり「ひとり座り」ができるようになったら、など、赤ちゃんの動作を見てスタートの目安にするのも良い方法です。

かんたんなベビーサインの教え方と教材など

ベビーサインは一歳を過ぎてからスタートしても決して遅くはありませんが、小さな赤ちゃんに複雑なサインは難しいので、月齢の低いときは手の動きが簡単なサインから教え始めるのが良いでしょう。

たとえば【ボール】では、赤ちゃんの大好きなボールを見せて、顔の前で両手で丸いボールの形をかたどらせます。【おいしい】は、顔の前で片手をひらいて「おいしい顔」をします。【ミルク】なら、片手を閉じたり開いたり、グーパーグーパーを繰り返します。母乳やミルクを飲ませるときにサインを見せてあげましょう。

ベビーサインといっても、もともと自然に使われて来たジェスチャーに手話をプラスしてまとめられて来たものなので、その種類は数えきれません。しかしいずれは言葉を話すようになるのですから、あせってたくさんのサインをマスターさせる必要はありません。赤ちゃんの発育にあわせてサインの数を徐々に増やしてけばよいでしょう。

ベビーサインに関する本やDVDがたくさん発売されています。それらを利用して家で憶えてゆけばいいのですが、サインの正確さなどに不安が出たりもします。そういう場合は教室に通うのもおすすめです。

ベビーサイン教室では、同じくらいの赤ちゃんを持つママ同士とのコミュニケーションもとれ、育児のことなどを相談し合えるので安心です。

通販などで購入できる教材としては、

今すぐできる かんたんベビーサイン (単行本)
ベビーサイン ~Baby Signs~(DVD)
ベビーサイン公式キット (DVD、絵本、ガイドブックのセット)

など、多数あります。

◯ほかにも→ ベビーサイン関連グッズ一覧


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コラム:ベビーサインによる育児法とは

ベビーサインは言葉を話せない赤ちゃんと手話やジェスチャーでお話する育児法で、1980~90年代にアメリカのリンダ・アクレドロ博士とスーザン・グッドウィン博士によって始められた研究です。

ベビーサインユーザーにIQテストを行った結果、8歳児の平均値よりも20ポイントもIQが高くなるという結果がでて話題になりました。その後日本にも紹介され、新しい育児法のひとつとして広がってきています。


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このブログ記事について

このページは、管理人が2016年3月 8日 19:44に書いたブログ記事です。

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