日焼けの有害性が証明され、赤ちゃんや子供たちのスキンケアの必要性が高まっています。外出のときは紫外線を避ける工夫が必要です。また外出デビューの頃の赤ちゃんは特に注意が必要。紫外線を避けるポイントや日焼け止めの上手な使い方などをまとめてみました。
紫外線は、気温の高い8月はもちろん、初夏の6月~7月にも強いものが地表に届いています。ピークになる時間帯は正午前後。午前10時~午後2時くらいの間は注意が必要。薄曇りになると、快晴の80%、雨でも20%程度の紫外線が届いていることを知っておきましょう。
外出のときの帽子はつばが7cm以上あるものが有効です。紫外線を良く吸収する衣類は、濃い色のほうが有効で、できるだけ肌の露出を避けることが大事です。
ただ地表からの反射はあらゆる方向から当たってきますので、帽子や衣類だけでは避けきれません。日焼け止めを効果的に使うことが必要です。
子供や赤ちゃんに使う日焼け止めの上手な選び方は、まず目立たないところに塗ってみて皮膚が赤くならないかをチェックします。通常は容器に表示してあるSPF値10~30、PA++程度のものを使用し、プールなどではそれ以上のものを使うと良いでしょう。
また上手な塗りかたは、汗やヨゴレを落としてからムラなく引き延ばし、2~3時間置きに塗り直します。汗をかいたり水に入ったときはそのつど塗り直したほうが良いでしょう。
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産まれてからずっと部屋の中に居た赤ちゃんはメラニンがすくないため、初めての外出やお散歩の時には、衣類や帽子で直射日光を避け、日焼け止めを塗ると大変効果があります。ただ赤ちゃんは肌がデリケートなので、紫外線防止剤を使うのは生後6ヶ月頃からにするとより安心です。
重要なのは肌に負担が少なく、水で落とせるタイプの日焼け止めを選ぶこと。「弱酸性」「無香料」「無着色」のUVベビーローションがおすすめで、SPF値が20くらいの製品がめやすです。
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またお出かけから戻ったときの洗浄をお忘れなく。無添加のベビーソープなどを使ってやさしく落としてあげましょう。
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紫外線によって引き起こされる細胞の突然変異、シミや皮膚がんの発生は、細胞分裂が盛んな子供たちほど起りやすいと言われていて危険なのです。
昔は夏に日焼けをしておけば、冬に風邪を引かないなどと教わったものですが、いまや米国や豪州では日焼け止めなしでのプール入場は禁止になっているほどその考えは変化しました。
日本における幼稚園や小学校での紫外線対策は、いまだ保護者や個別の学校方針にゆだねられているのが実情であり、積極的な紫外線対策と正しい知識の普及がが必要だといえます。
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