新生児から幼児期になるとそろそろおむつも卒業ですね。上手におむつはずし(トイレトレーニング)をして、トイレでおしっこができるようになるための方法をまとめました。 お子さんがトイレやおまるを憶えるのが遅くて悩んでいるママは、トイレトレーニングのコツをつかむ参考にしてください。
生まれてすぐの赤ちゃんは、膀胱が小さいので頻繁に排泄を行います。最初は尿意の自覚はありませんが、だんだん発達が進むと膀胱に溜まった尿の量が大脳に伝わるようになり、徐々に尿意を認識するようになります。しかしすぐにトイレで用を足せるようになることは稀で、おむつの中にしてしまうことが、しばらくは続きます。
この時期におむつはずしを始めるのですが、まずは子どもが「おしっこがしたい」ことを周りの人に伝えられるような教えかたを心がけましょう。そしてそれを受けてトイレに連れて行き「この場所がおしっこをするところ」だと理解させるようにします。
おむつで大事なのは、濡れて気持ちが悪くなることではなく、「おしっこをしたいという感覚」がはっきりと意識できることなので、布おむつが良いか紙おむつが良いかは、あまり関係がなさそうです。それよりも、赤ちゃんが尿意をつたえやすいようなコミュニケーションをとる工夫が、おむつはずしへの近道なのです。
トイレトレーニングを始める時期については、体の成長や感覚の発達による個人差がありますが、だいたいは2歳を過ぎてからで十分でしょう。しかしあまり遅くに始めると、おむつをはずすことに対する不安の感覚が生じて来て、スムーズに外れなくなる場合もありますので、3歳までにスタートすることを目安にしてください。
子どもが目覚めた時におむつが濡れていない日は、トレーニングのチャンスです。このような「おしっこが出やすそう」なタイミングを逃さずに、さっとトイレに座らせて、おしっこを促してみます。
朝は、夜のおしっこが溜まっている場合が多いので、偶然にでも成功する確率が増えます。うんちは朝食の後などが誘いのタイミングです。こういうことを気長に繰り返しながら、子どものそぶりなどにも注意を払って、「そろそろ」来そうと思ったらトイレに誘導します。
そのようにしてトレーニングを続けていると、子どもも徐々に尿意や便意を自覚するようになります。自らパンツを脱ぐ身振りをしたり、トイレの方向に向かおうとするようになればしめたもの。おむつの卒業はもうすぐです。
おむつはずしのトレーニングは、叱ってしつけようとしても身に付きません。失敗しても叱らずに、おしっこがでたことを喜ぶような感じで、子どものペースにあわせてゆっくりと教えてあげてください。
また夜のおしっこは、トイレトレーニングとは離して考え、おむつをつけたままぐっすり朝まで寝かせるようにしてください。そのうちに膀胱が発達し、おしっこを沢山ためられるようになってきます。夜にはおねしょをしても叱らないことが大切です。
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